【モゲチェック】住宅ローンは変動金利と固定金利はどっちがオススメ?

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「変動金利と固定金利ってよく分からないけど、変動金利が安いからそっちにしようかな」

「でも銀行もたくさんあってどこにすればいいか分からない」

住宅ローン選びはあなたの一生のローン返済に関わってきますから、とても重要な内容です。

しかし、根本を理解してローン選びができている人は多くありません

この記事では、変動金利と固定金利のどちらを選ぶべきか、またスマホから簡単に「最低金利の金融機関」が見つけられるオススメの住宅ローン比較サービスをご紹介していきます。

では、行ってみましょ—!

もくじ
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変動金利と固定金利の基礎知識

まずはじめに、変動金利と固定金利の基礎知識をおさらいしてみましょう。

変動金利と固定金利の違いはリスクを誰が負うか

変動金利と固定金利の一番の違いは「誰が金利上昇リスクを負うか」ということです。

結論として、変動金利では借り手(あなた)がリスクを負い、固定金利では金融機関がリスクを負います。

変動金利と固定金利

具体的にシミュレーションして考えてみましょう。

仮に現在1000万円借りているとします。金利が1%の場合、年間で1000万円×1%=10万円の利子を支払います。

将来的に金利が上がった場合を考えてみましょう。

基準となる金利が1%→2%に上昇した場合は、それに合わせて変動金利は2%になりますので、1000万円×2%=20万円の利子が必要になります。増えた分の10万円は借り手が負担します。

固定金利だった場合は金利が1%のまま変わりませんので、年間で1000万円×1%=10万円を支払います。足りない分の10万円は銀行が負担することになります。

変動金利と固定金利

逆に金利が下がった場合を考えてみましょう。

1%の変動金利が0.5%になったとします。年間10万円必要だった利子が5万円になり、減った分の5万円は借り手が得をします

固定金利の場合は金利が1%のまま変わりませんので、10万円支払わなければならず、減った分の5万円は銀行が得することになります。

変動金利と固定金利

このように、金利が変動した場合に誰がそのリスクを取るのかということが変動金利と固定金利の大きな違いになります。

上記は話を分かりやすくするために最初の金利を同じ1%にしましたが、実際は固定金利の方が初期の金利は高く設定されています。

おもきちパパ

銀行はリスクを負う分、あらかじめ多めに利子をもらっておくということだね。

変動金利のメリット・デメリットとは?

金利の基本が分かったところで、変動金利のメリットとデメリットについてまとめていきましょう。

変動金利のメリット変動金利のデメリット
元金が大きい初期の返済額を抑えることができる
金利が低いままの場合、返済額が少なくて済む
金利が上昇した場合、返済額が増加する
将来の返済額の予測が難しく計画が立てにくい
楽観的な返済計画を立ててしまう可能性がある

変動金利は固定金利より金利が低いので、元金(借りている金額)が多い返済初期に利子を抑えることができるのがメリットです。長期的に金利が上昇しても、その頃には元金が少なくなっているので金利の影響を軽減することができます。

おもきちパパ

1000万円の1%は10万円で、300万円の2%は6万円だもんね。

また、長期的に金利が上昇しなければ固定金利より総返済額が少なくなるため、家計への負担が軽減されます。

一方、デメリットは将来的に金利が上昇した場合は、固定金利より大きい額の利子を払う可能性があることです。

また、将来の金利の予想ができないため、返済計画が立てずらいことが挙げられます。変動金利の方が固定金利より金利が安いため、ついついその低い金利で楽観的な返済計画を立ててしまう人も多いです。

固定金利のメリット・デメリットとは?

固定金利のメリット・デメリットも見ていきましょう。

固定金利のメリット固定金利のデメリット
返済計画が立てやすい
金利が上昇した場合でも返済額が変わらない
変動金利より返済額が大きくなる可能性がある
初期の返済額が大きい

固定金利のメリットは、ずっと一定額の利子を支払うため、返済計画が立てやすいことです。金利の上昇局面でも返済額が変わらないのは安心感があります。

デメリットとしては、変動金利よりも初期の金利が高く設定されているため、将来的に金利が上がらなければ変動金利より総返済額が増えることになります。

変動金利と固定金利を選ぶ際の考え方

変動金利と固定金利の選び方について解説していきます。

長期的に金利が低いなら変動金利、上昇するなら固定金利(とはいえ不可能)

金利が現在低い状態であり、今後も低水準が続くと予想されるなら変動金利が有利です。逆に、今後金利が上昇するなら固定金利がお得です。

とは言ったものの、今後金利がどうなるかなんて投資のプロにも分かりません。それが分かるなら誰もがどちらか片方を選ぶに決まっています。

では実際はどう考えるべきなのでしょう。

金利上昇リスクを取れる人は変動金利、取れない人は固定金利

変動金利がオススメ固定金利がオススメ
返済に余裕がある人
貯蓄がある人
収入が不安定な人
貯蓄が少ない人

一般的に、金利上昇リスクを受け入れられる、返済に余裕がある人には変動金利が向いていると言われています。将来的に金利が上昇しても利子を支払うことができるからです。

一方、収入が少なかったり不安定だったりする人は、返済の安定した固定金利を選ぶのが良いです。

「変動金利が上がれば固定金利に変更」は不可能

少し勉強した人は、「金利が低いときは変動金利で借りて、金利が上がりそうになったら固定金利に切り替える」方法を思いつく人もいるかもしれません。

しかし、それでうまくいくことは基本的には不可能です。

なぜなら、変動金利が上昇する前に先に固定金利が上昇してしまうからです。

少し専門的になりますが、変動金利は「短期プライムレート」や「政策金利」という金利を基準としています(覚えなくて良いです)。一方、固定金利は「長期プライムレート」や「長期国債利回り」という金利を基準としています。

変動金利と固定金利

覚えて欲しいことは、それぞれ基準にしている金利が違うということです。

金利が上昇する局面では、「短期プライムレート」より「長期プライムレート」の方が先に上昇します。したがって、変動金利が上がる頃にはすでに固定金利は上がってしまっているということです。

逆に、固定金利が上がる前に乗り換えたとしても、その後変動金利がすぐに上がるとも限らないのも難しいところです。

筆者はどっちを選んだ?

では、私はどっちの金利を選んだのか、その理由とともにお伝えしたいと思います。

私は「変動金利を契約し、固定金利で返済」

結論として、私は「変動金利で契約し、固定金利で返済」しています。

???だと思いますので、分かりやすく解説していきますね。

借入金額5000万円、返済期間35年、変動金利が0.5%、固定金利が1.5%、と仮定します。

0.5%の変動金利ですので、銀行に毎月13万円返済します。

しかしそれでは終わらず、1.5%の固定金利(月々15万円の返済)で借りた想定で、さらに2万円を貯蓄や投資資金として自分の口座に入金するのです。この2万円は銀行に支払ったつもりで、いざという時まで絶対に使わない約束にします。

変動金利と固定金利

この月々2万円の積み立ては、そのまま貯蓄すると10年で240万円、20年で480万円、30年で720万円になります。仮に年利4%で投資運用できた場合、それぞれ295万円、734万円、1388万円になります。

このお金は返済の途中で変動金利が上昇した場合に使用します。

少しづつ切り崩して月々の返済の補填にしても良いですし、一括で繰上返済することで元本を減らし利子負担を軽減することができます。

おもきちパパ

貯金するより返済しておく方が利子は減るけど、「融通の効くお金を作っておく」メリットになるよ!

誰にでもオススメできる方法ではありませんが、すでに投資経験がある人であれば検討しても良い方法ではないかと考えています。

この方法の落とし穴

この方法には落とし穴もありますので、解説しておきます。

  • 急激な金利上昇には対応できない
  • 投資した場合は資金が目減りするリスクがある
  • 金利上昇局面ではダブルパンチになる可能性がある

1つ目は、急速に金利が上昇した場合には利子負担が貯蓄や投資で貯めた分を上回ってしまう可能性です。これは一般的に変動金利で返済している人と同じですので、当然想定しておかなければなりません。

2つ目は、投資に回した場合は資金が目減りしてしまう可能性があるということです。先ほどのシミュレーションでは安定的に年利4%の複利で増加するように計算していましたが、長期投資では株価は上がったり下がったりを繰り返しながら成長します。

3つ目は、金利の上昇と投資資産の減少のダブルパンチを食らう可能性があるということです。

金利が上昇する局面というのは、景気も悪くなります。つまり株価も下落して投資資金は減少する可能性があります。株価が下落している状況で資金を切り崩すのは投資経験と決断力が必要です。

住宅ローンの借り入れ先の決め方

では実際にどのように金融機関を選んだら良いのでしょう。

ポイントは利率、借入期間、団信の内容

借り入れ先を選ぶポイント
  • 変動金利か固定金利か
  • 利率の低さ
  • 借入期間
  • 団信の内容

住宅ローンで抑えるポイントは、「変動金利か固定金利か」「利率」「借入期間」「団信の内容」の4つです。

利率は低ければ低いほど良いですが、借り手の年収や職業などによっても利率が変わってきます。

また、団信はガン団信のみ3大疾病・5大疾病特約をつけるかどうかなどの違いがあります。

借入期間は金融機関によって40年ローンに対応しているところもあります。

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金融機関は全国に多数あり、地方銀行や大手銀行だけではなく、近年は店舗のないネット銀行からも融資を受けることができるようになりました。

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おもきちパパ

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おもきちパパ

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まとめ

余裕がある人は変動金利、余裕がそれほどない人は固定金利を選ぶのが良いとされています。

変動金利がオススメ固定金利がオススメ
返済に余裕がある人
貯蓄がある人
収入が不安定な人
貯蓄が少ない人

しかし、何よりも大切なのは数十年にわたって借金を返し続けられるように借りすぎないことが重要です。

できれば人生のライフプランを立てて金銭的なシミュレーションを行うのが良いですね。

皆さんの家づくりを応援しています。

それでは、また!

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