【後悔しない】断熱等級はどこまで必要?4つの根拠で解説

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断熱等級
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こんにちは、おもきちパパです。

「マイホームは欲しいけど、マンションより寒いって聞いたことがある」

「予算も限られてるし、どこまで断熱性を上げればいいか分からない」

おもきちパパ

せっかくマイホームを建てるんだから暑い寒いがない快適な家にしたいですよね!

今の時代は適切な住宅会社選びができれば、マンションより格段に暖かいマイホームを立てることが可能です。

しかし、失敗してしまうとせっかくお金をかけたのに夏暑く冬寒い家になってしまいます。

私も「絶対に性能で後悔したくない」と思い、1000本以上のYouTube、15冊以上の書籍で猛勉強しました。

この記事を読んでいただければ、エアコン1台で家中快適になり、夏涼しく冬暖かいマイホームづくりができるようになります!

この記事で分かること
  • 断熱性能の目標
  • 断熱性能を上げるべき根拠やメリット
  • 「断熱材の種類」以外の重要なポイント
  • 高断熱のデメリット
  • 高断熱な住宅会社の選び方

では、断熱性能についての基本的な知識を総まとめしていきましょう!

もくじ
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「断熱等級」の基礎知識

まず基礎知識について分かりやすく解説します。

断熱等級は高ければ高いほど性能が高い

断熱等級ピラミッド

断熱等級は住宅の断熱性能を評価する基準で、断熱等級が高いほど性能が高いことを意味します。

具体的には「UA値」と呼ばれる数値で定義され、東京であれば0.46以下で断熱等級6です。

「UA値」とは?

「UA値(外皮平均熱灌流率)」は建物全体の断熱性能を示す数値で、「家全体で逃げる熱の量」を「家の表面積」で割った値です。

UA値が小さいほど断熱等級は高くなります。

断熱等級とUA値は住む地域によって変わる

住む地域によっても断熱等級とUA値の対応が変わってきます。先ほどのピラミッドの図は東京など暖かい地域の場合でした。

日本は気候によって8地域に分けられており、東京・大阪・名古屋・福岡などの都市は5地域〜6地域に該当します。

そして、この地域区分ごとに断熱等級も決められています。

断熱等級6を満たすためには東京だとUA値 0.46以下札幌だとUA値 0.28以下であることが必要です。

おもきちパパ

逆に言うと、UA値が同じ0.4でも東京は断熱等級6、札幌は断熱等級5だということだね!

断熱等級の種類とそのイメージ

断熱等級1から断熱等級7についてのイメージを簡単に説明していきます(気密や換気は考慮しません)。

断熱等級1

断熱等級1はいわゆる「無断熱」で全く断熱材が入っていない住宅です。

窓もシングルガラスのアルミサッシで、1970年代以前に建てられた日本家屋のイメージです。

おもきちパパ

私の実家の座敷が今でもこの無断熱の状態です。

冬は室温が外気温と同程度になるため、灯油ストーブやこたつが必須です。冬の寒い日はエアコンはほとんど効きません。

断熱等級2

断熱等級2は1980年(昭和55年)に設定された基準です。少し壁に断熱材が入りますが、等級1よりも若干性能が向上した程度で、窓は変わらずシングルガラスのアルミサッシ。

冬の寒い日はエアコンでは部屋が暖まらず、灯油ストーブが必要な場合が多いです。

断熱等級3

断熱等級3は、1992年(平成4年)に導入された「旧省エネルギー基準」に基づく性能で、多くの建売住宅やローコスト住宅がこの性能になります。アパートやマンションもこの程度の性能であることが多いです。

窓は基本的にアルミサッシで、冬は窓辺や床が冷たくて不快に感じます。

エアコンであればかなりエネルギーが必要になるため、冬場の電気代がかなり高くなる傾向にあります。

断熱等級4

断熱等級4は1999年(平成11年)に設定されました。「次世代省エネルギー基準」と呼ばれますが、今より25年も前の基準ですので、断熱性能としてはまだまだ不十分な基準です。

現在の省エネ住宅では最低限求められるレベルで、2025年以降はこれより低い性能では家が建てられなくなることが法律で決定しています。

おもきちパパ

全く次世代の性能ではありませんので、「次世代」と言う名前をなくして欲しいです。

窓はペアガラスを使用しなければならないなどの規定がありますが、それでもサッシはアルミサッシが採用されている場合も多く、いわゆる高断熱住宅と呼べるレベルではありません。

断熱等級5

断熱等級5から断熱等級7は2022年(令和4年)に新設された新しい基準になります。

断熱等級5はいわゆるZEH(ゼッチ)住宅と呼ばれる太陽光発電を使ってエネルギー収支をゼロ以下にする基準と同等です。

断熱材の厚みや窓の性能が向上し、一般的な省エネ住宅と呼ばれる水準になってきました。特に性能の表示がなければ、多くのハウスメーカーの高断熱と呼ばれる住宅がこのレベルです。

2022年以前は法律上の最高等級だったため、多くのハウスメーカーではZEH基準を高性能と謳っていましたが、2030年には断熱等級5が最低基準になるという情報もあります。

窓はペアガラスのアルミ樹脂複合サッシが一般的で、一部樹脂サッシを用いるメーカーも出てきます。

断熱等級6

断熱等級6からはいわゆる高断熱住宅と言われる水準となり、全館暖房が実現できるレベルの断熱性能です。

断熱材が壁の中だけではなく、壁の外(外断熱)にも追加される場合が増え、窓はトリプルガラスの樹脂サッシが多く使われます。

この性能になってくると、部屋の中の温度が均一になり、足元が寒く感じることがほとんどなくなります。

また、窓の結露も基本的には起こりません。

断熱等級7

国内最高峰の断熱性能で、欧米と比べても遜色ない断熱性能です。

日本の寒冷地ではこのレベルを求めることが推奨されますが、本州以南の温暖地では必ずしもコストに見合わない場合もあるので、コストとのバランスを十分に検討する必要があります。

外断熱とトリプルガラスの樹脂サッシが必須になり、コストは断熱等級6から大幅に増加する可能性があります。

【結論】断熱性能は「断熱等級6」を目指すべき!

断熱等級ピラミッド

結論から言うと、断熱性能は「断熱等級6」(温暖地であれば「UA値 0.46」以下)を目標にしてください。

さらに費用に余裕がある人は断熱等級6.5(UA値 0.3台)を目指すのがおすすめです。

まず断熱等級6にするべき根拠やメリットを解説します。

断熱等級6にするべき根拠やメリット
  1. エアコン1台で全館冷暖房ができる
  2. ヒートショックを予防できる
  3. 光熱費を削減できる
  4. 将来的な家の価値を保てる可能性がある

下記に具体的に解説していきます。

根拠① エアコン1台で全館冷暖房が可能

床下エアコン
床下エアコンで全館暖房

実は断熱等級6を満たすことができれば、光熱費を上げることなくエアコン1台で家全体の冷暖房が可能です。

全館冷暖房ではLDKや寝室だけではなく、トイレや脱衣室、廊下なども快適な温度に維持することができ、家中どこに行っても暑さや寒さを感じることなく生活できます

おもきちパパ

家中どこでも同じ温度で生活できるというのは想像以上に快適ですよ!

また、多くはLDKにエアコンを設置することが多いので、不快な風が直接当たったり狭い部屋が寒くなりすぎたりすることも少なくなります。

部屋ごとにエアコンを購入する必要がなくなるので、数年ごとの買い替え費用を抑えたり、清掃の手間を抑えることも可能です。

エアコン1台で全館空調するメリット
  • 家中どこに行っても暑さや寒さを感じない暮らしが実現できる
  • エアコンの不快な風が直接当たらない
  • 小さい部屋の過冷房を避けられる
  • エアコンの買い替え費用を抑えることができる
  • 掃除の手間が削減できる

エアコン1台で全館空調ができる家があるなんて知らない人も多いですが、断熱等級6であればそれを実現することができます。

根拠② ヒートショックを防げる

2つ目のメリットは全館暖房ではヒートショックを防げるということです。

「ヒートショック」とは家の中の温度差によって、血圧が急激に上がったり下がったりしてしまい、脳卒中や心筋梗塞を発症してしまう現象のことです。

「ヒートショックとは」 済生会HP

気温の変化によって血圧が上下し、心臓や血管の疾患が起こることをヒートショックといいます。この血圧の乱高下に伴って、脳内出血や大動脈解離、心筋梗塞、脳梗塞などの病気が起こります。2006年のデータですが、交通事故による死亡者が約7,000人であったのに対し、ヒートショックでは倍の14,000人が亡くなっています。

ヒートショックの仕組み
出典:健康サイトbyアリナミン

ヒートショックは寒い地域に多いと思いませんか??

しかし、ヒートショックは寒い地域ではなく比較的暖かい地域に多い現象と言われています。

県別ヒートショックランキング
引用:リンナイ

この原因は、温暖地の方が家の性能が低く、冬の室温が低いからだとされています。

全館暖房では冬の寒い日でもトイレや脱衣所まで暖かく保てるため、このようなヒートショックを予防することが可能です。

根拠③ 全館冷暖房でも光熱費は増えない

断熱等級4で居室のみ冷暖房をするのに比べて、断熱等級6では同等の光熱費で全館冷暖房が実現できます。

断熱等級4ではそもそも全館暖房で家中を均一に温めるのは難しく、断熱等級5では50%光熱費が増えてしまいます。

全館暖房の光熱費

我が家の工務店のオーナーさんの実例を紹介します。

断熱等級6に住んでいらっしゃる「おかのいえ」さんも、オール電化で全ての光熱費を合わせて月々1〜2万円くらいのコストで生活できています。

根拠④ 将来的な家の価値が下がりにくい

2025年には断熱等級4が義務化されることが決定し、2030年には断熱等級5が義務化される予定となっています。

引用:一条工務店

家は建てたら終わりではありません。30歳で建てた人であれば平均寿命まであと50年以上あります。

断熱性能は簡単にアップグレードできないので、数十年先を見据えた性能を初めから担保しておくのが大切です。

また、仮に家を売却することになった場合でも、国の基準を満たした家であることは一定の価値を担保することにもつながります。

まとめると、下記のようになります。

  • 断熱等級6を目指す(可能なら等級6.5)
  • UA値とは家全体の断熱性能を示す
  • 「断熱等級」は値が大きいほど、「UA値」は値が小さいほど高断熱
  • 同じ断熱等級であっても、北海道と東京では必要なUA値は違う
  • 自分の地域を理解して、「断熱等級」「UA値」を考える

断熱についての基礎知識は以上です。

ここからは、快適な家にするために忘れてはいけないポイントを解説していきます。

良い断熱材だけではダメ!他に必須な5つのポイント

下の表は主な断熱材とその性能(熱伝導率)です。

断熱材
引用:SUUMO

確かに、断熱性能を上げるためには性能の良い断熱材であることが重要で、住宅会社も性能の高い断熱材を使用していることをアピールしています。

しかし、初心者の皆さんは断熱材の性能まで勉強する必要はありません。なぜなら、断熱材の仕様は全てUA値に集約されるからです。

おもきちパパ

断熱材の種類は余裕がある人だけ気にしたらいいよ!

断熱材の性能以外に注意するべきポイントについてまとめていきますね。

1. 断熱材の「厚み」が大事

どれだけ高性能な断熱材でも、厚みが足りなければ効果を発揮しません。適切な性能の断熱材を十分な厚みで使うことが、断熱性能を最大限に引き出すカギです。

ここもUA値に集約されるところではありますが、厚みも気にしていただきたいのであえて書きました。

おもきちパパ

高性能な断熱材を使っているとアピールしているにもかかわらず、厚みは薄っぺらいことがあるから注意だよ!

2. 窓の性能を上げよう

断熱材は壁や天井、床に充填しますが、唯一窓だけは断熱材を入れることができません

夏は全体の74%、冬は50%の熱が窓から出入りするので、窓の断熱性能はとても重要です。

引用:YKKAP

日本の家は世界に比べて断熱性能が低く、その原因の1つは窓にあります。多くの住宅の窓サッシ(ガラスを囲む窓枠)がアルミでできており、アルミサッシの断熱性能は最低レベルです。

したがって、これからの住宅を建てる場合は「樹脂サッシ」を採用しなければなりません。外側がアルミで内側が樹脂の「アルミ樹脂複合サッシ」もありますが、性能は樹脂サッシの方がはるかに上です。

サッシを樹脂にしたら、次はガラスです。

窓サッシとガラス

ガラスには「単板ガラス」、「複層ガラス」、熱の遮断効果があるLow-E膜を張った「Low-E複層ガラス」、「トリプルガラス」があります。

単板ガラスや普通の複層ガラスは性能が低いですので、Low-E複層ガラスか、トリプルガラスを選んでください。

ガラスの性能が上がるほど冬の寒さは逃げにくくなる一方、太陽光の熱も取り込みにくくなります

したがって、太陽光が取り込みにくい東西北面はトリプルガラスにし、太陽光を取り込みたい南面は地域によって複層ガラスかトリプルガラスを選択することが多いです。

おもきちパパ

こだわりたい人はガラスの間の「スペーサー」も樹脂にしてみてね!

3. 太陽とうまく付き合う「パッシブ設計」

太陽の光は誰もがタダで利用できる最強の暖房器具。

快適な家づくりのためには、断熱材や窓の性能だけではなく、太陽の光をうまく利用するパッシブ設計が重要です。

パッシブ設計

南側の軒を適度に出すことで、角度の低い冬の太陽光は取り込み、角度の高い夏の太陽光は遮ることができます。(軒を出しすぎると夏は良いですが、冬に寒い家になってしまいます。)

南側は軒でコントロールできますが、東と西は朝と夕方に真横から太陽光が入ってくるので、軒ではどうしようもありません。

東や西の大きな窓には、夏の時期だけ下ろせるように可動性のアウターシェードを付けることがオススメです。約80%の太陽光をシャットアウトしつつ、景色は十分眺めることができます。

カーテンや室内のブラインドは一部の熱が入ってきてしまいますので、太陽光をしっかり遮るためにはアウターシェードになるわけです。

引用:YKKAP

また、窓のサイズも重要です。

太陽光があまり期待できない東西北の窓はできるだけ小さくすることで熱の流出を抑え、太陽光がしっかり入る南の窓はしっかり大きくすることで、暖かい家にすることができます。

まとめると下記のようになります。

  • 南の軒を適度に出す
  • 東西の大きな窓にはアウターシェードをする
  • 南の窓は大きく、東西北の窓は小さくする

4. 気密は断熱に影響する

断熱性能を最大限に引き出すためには、気密性能も大切です。気密が高いというのは家の隙間が小さいということです。

気密性能が低ければ、暖かい空気が天井から抜け、その力で冷たい空気が床から入ってきます(重力換気)。しかも、それは部屋を温めれば温めるほど促進されていき悪循環になってしまいます。

重力換気

気密についてもしっかり対策し、客観的な指標(「C値」など)を示して施工できる住宅会社に依頼することが重要です。

おもきちパパ

気密については下記の記事を参考にしてみてね。

5. 寒い地域では換気システムにもこだわろう

寒冷地では、室内外の空気を直接交換するのではなく、熱と湿気を保持したまま換気する「第1種換気」が推奨されます。これにより、寒い外気を取り込まずに済み、快適さを維持できます。

温暖地ではそのまま外の空気を入れる「第3種換気」を利用することもあります。

1種換気と3種換気
引用:住まいサーフィン

第1種換気では多少の電力を使って換気を行いますので、トータルで光熱費が安いかどうかということが重要になります。寒冷地では換気の電力より光熱費の方がコストになるので、第1種換気が選ばれることが多いです。

さらに、第1種換気では換気扇の定期的な清掃を怠ってしまうと、換気ダクトがカビたり換気効率が悪くなったりしてしまいます。

(まとめ)断熱材の種類以外に気をつけるところ

以上が断熱材の種類以外に気を付けるところでした。

ポイントを下記にまとめます。

断熱材の性能以外に注意するところ
  • 断熱材の性能だけではなく、その厚みが重要
  • 窓は樹脂サッシのLow-E複層ガラスかトリプルガラスにする
  • パッシブ設計を意識して、軒や窓のサイズを検討する
  • 高い気密性能を出せる住宅会社を選ぶ
  • 寒い地域では第1種換気を検討する(定期的なメンテナンスが最も重要)

これまでメリットばかりお伝えしてきましたが、高断熱にするデメリットはあるのでしょうか。

それについても解説していきます。

高断熱にするデメリット

建築コストが高くなる

断熱等級ピラミッド

住宅会社にもよりますが、断熱等級4から断熱等級5にアップグレードするのに約50〜100万円、断熱等級5から断熱等級6にするのに約100万円、断熱等級6から断熱等級7にするのに約200万円以上と言われています。

初期費用は少し増えてしまいますが、長期的な光熱費は抑えることができます。特に光熱費が高騰している現在では、住んでからの生活費が小さいのはとてもメリットです。

おもきちパパ

断熱等級4→断熱等級5のコストは約10年、断熱等級4→断熱等級6のコストは約30年で回収できると言われているよ。

断熱性能は家が建った後に改善することが難しいです。

リフォームも大掛かりなものになりますし、初めから性能を上げておくほうが圧倒的に安く済みます。

窓を間違えると暗い家になる

断熱を重視するあまり、東西北の窓を極端に小さくすると室内が暗くなってしまうこともあり得ます。

これはバランスの問題です。

適切な明るさを保つためには、窓の配置とサイズの選択が重要ですので、設計士さんと相談しながら採光と断熱を両立した設計を考えてもらいましょう。

内部結露のリスクが上昇する

これは断熱だけを重視して気密が疎かになっている場合に生じます。

断熱性能を上げて部屋の中が暖かくなると、冬の寒い日に部屋の内外の温度差が大きくなり、室内の空気は多くの水分を含んでいます。

その湿った暖かい空気が壁の中に出ていってしまうと、外の寒さで冷やされて結露し(内部結露)、断熱材や柱を濡らしてしまうのです。

断熱材のところで冷えて結露する
おもきちパパ

窓が結露するのも、部屋の湿った暖かい空気が冷やされるからだね!

断熱材が濡れると断熱性能が落ちてしまいますし、柱が濡れると腐ってボロボロになり耐震性能を下げてしまいます。

右:築30年の住宅の壁の中
左:断熱材を入れ直し気密シートを貼った壁

対策として「気密シート」というシートをしっかり使い、湿った空気が壁の中に出ていかなければ、結露が生じることはなくなります。

気密については下記の記事で詳しく解説しています。

高断熱のハウスメーカーや工務店の選び方

では、どのようにハウスメーカーや工務店を選んだら良いのでしょう。

ハウスメーカーはまずは公式HPをチェック

ハウスメーカー選びでは公式ホームページをチェックすると思います。そのホームページで断熱性能が明確に記載されているかを確認することが重要です。

この断熱材を使用しているから高断熱だとか、このシステムを導入しているから暖かいだとか、抽象的な内容に惑わされないよう客観的な指標があるか注目してください。

そして、実際に担当の営業さんにどれくらいの性能を標準仕様としているのかについても質問しましょう。

おもきちパパ

断熱を重視したいなら、その性能が標準仕様であることが重要だよ!

オプションで断熱等級を上げられたとしても、普段やっていない場合はコストが割高になったり、現場の職人も慣れていないため、施工ミスにつながってしまいます。

構造塾の「全国工務店リスト」を活用

耐震についての第一人者である佐藤さんが運営する「構造塾」が提供する「全国工務店リスト」は、高性能な工務店を探すのにとても役立ちます。

このリストに載っている工務店は性能を重視した工務店が多いです。

おもきちパパ

私もこのリストがきっかけで我が家の工務店にコンタクトを取りました!

ちなみに、構造塾の佐藤さんは「耐震・構造」で知らない人はいないくらいのプロ中のプロです。

「家づくり百貨」で比較検討

引用:家づくり百貨

「家づくり百貨」は兵庫県で高性能住宅を手掛けている、「クオホーム」の本田さんが運営しているサイトです。

本田さんが認める全国の性能を重視した工務店が掲載されており、こちらのサイトも信頼性が高いです。

新住協会員かどうか確認

性能について重視している団体の「新住協」に加盟している工務店かどうかも、選ぶ際のポイントです。新住協会員は性能について意識が高く、ちゃんと勉強していることが期待できます。

ただ、最近は「新住協」に加盟していることを売りにしているだけで、勉強や新住協活動をしていない『幽霊部員』工務店もいるようですので、加盟しているからといって盲信しないことも重要です。

最後は自分の感性を信じる

情報収集も大事ですが、最終的に決めるのは自分の感性です。

性能についてイメージやポエム(「木の温もりで暖かい」「通気性が良い素材だから涼しい」など)ではなく、ちゃんと客観的なデータに基づいた説明があるか。

モデルハウスの素材や質感、雰囲気が自分たちの好みと合っているか。

担当営業さんの人柄や誠実さ、質問には明確な回答があるか、極端なセールストークや他社批判がないか。

ホームページや資料からは分からないところを実際に自分の五感で感じることがとても重要です。

おもきちパパ

パンフレットでは良さそうだったけど、実際に見てみるとなんか違ったってことは良くありますよ!

まとめ

断熱は断熱等級6を目標に、気密やパッシブ設計も重視して計画することが重要です。

性能の面は設計の段階、さらには会社選びの段階で意識しておかないと後から変更できなくなる項目です。

高断熱を得意とする住宅会社を選び、夏涼しく冬暖かい暮らしができるようにしましょう。

断熱等級6にするべき根拠やメリット
  1. エアコン1台で全館冷暖房ができる
  2. ヒートショックを予防できる
  3. 光熱費を削減できる
  4. 将来的な家の価値を保てる可能性がある

我が家の工務店(エコワークス)は断熱等級6を標準仕様としていて、エアコン1台で全館暖房が実現できる高気密高断熱住宅です。

興味のある方はぜひこちらの記事も参考にしてください。

また、当ブログではエコワークスのご紹介制度も行っています。

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