「一条工務店って性能がいいって聞くけど詳しいことはよく分からない。」
「『一条ルール』がネックって噂を聞くけど、どうしてみんな一条にするんだろう」
この記事では、世界一分かりやすく一条工務店の商品とその性能について解説します。
でも堅苦しい勉強なんてしたくない!って人も多いはず(笑)
マイホームを建築する前に1000本以上のYoutubeや15冊以上の本で高性能住宅について勉強し、我が家の工務店(エコワークス)と一条工務店のどちらにするか本当に悩みました。
そんな私だからこそ、家づくり初心者の目線に立って解説できると自負しています。
では、行ってみましょ—!
一条工務店の住宅性能
まずは最初に一条工務店の性能や特徴、プランについてまとめてみます。
- 断熱性能:UA値 0.25(ハウスメーカー最高クラス)
- 気密性能:C値 0.5〜0.6(全棟気密測定あり)
- 耐震性能:耐震等級3以上(最高等級)
- 第1種換気、全館床暖房
- 性能を重視してコスパ良く建てられる「アイスマート」
- 性能よりはデザインを重視したい人向けの「グランセゾン」
- 性能とデザインの両立を図った最上級グレード「グランスマート」
- 性能や間取りの選択肢は落ちるものの安価に建てられる「ハグミー」
では詳しく見ていきましょう。
高気密高断熱住宅のパイオニア
「家は、性能。」というワードを聞いたことがある人も多いが、1978年の創業以来、性能を重視した高性能な住宅を提供し続けてきました。
一条工務店の断熱性能はハウスメーカー業界でもトップクラスで、「ダントツ」の性能を担保することを目指しています。
また、東京大学をはじめとする大学や研究機関との共同研究を行い、実証実験から科学的な根拠に基づく住宅開発を行っているので、信頼性が高いのがポイントです。
性能が高くても価格が高ければ広く普及することはありません。しかし、一条工務店は自社製品を使用しコストを抑え、性能を担保しながらもコストパフォーマンスの高い住宅を提供することで、多くの人の支持を得ています。
客観的な実験データをもとに性能を追求し、コストを抑えて提供している会社なんだね!
ハウスメーカーでは圧倒的な断熱性能
一条工務店の断熱性能は、業界トップクラスです。
上記は「アイスマート」と「グランスマート」のみの仕様になりますが、壁や屋根には厚い断熱材(ウレタンフォーム、熱伝導率 0.020 W/m2・K)を使用し、窓にはトリプルガラスの樹脂サッシが標準装備されています。ウレタンフォームは下記の表では「E」の区分の断熱性能の高い断熱材ですね。
ただ、断熱で大事なのは「断熱材の性能」×「その厚み」なので、性能の高い断熱材であっても薄ければ意味がありません。
断熱材の性能ばかりアピールして、ペラッペラの厚みだったりする会社もありますので厚みに注意してください!
ここまで断熱材の話をしたものの、いちいち断熱材の種類なんて勉強するのは面倒ですしよく分からないですよね。
大丈夫です!
どんな断熱材をどれくらいの厚み使っているかを考える必要はありません。結局、家自体がどれくらいの断熱性能があるのかを考えれば良いのです。
家全体の断熱性を示す値として「UA値(ユーエーち)」というものがあり、この値が低いほど外の熱を通しにくいです。値としては「0.46以下(可能であれば0.2〜0.3台)」であることをしっかり確認しましょう。
「UA値 0.46以下」の「断熱等級6以上」というところがポイントだよ!
詳しく知りたい人は、下の記事も参考にしてみてください。
一条工務店の「アイスマート」はUA値 0.25 W/m2・Kと圧倒的な高断熱を実現しています。
全ての住宅で気密測定
気密とは家に隙間がどれくらいあるかという指標で、断熱、換気、耐久性・耐震性の維持にも関わる非常に重要な項目の1つです。
一条工務店では、全ての住宅で気密測定を実施しています。気密は設計図や仕様で決まっているものではなく、その家を建てる大工さんが丁寧に隙間を塞いでいく作業が必要です。
したがって、気密の性能値とは一棟一棟のその家で実際に測定しなければ分からない実測値なのです。
大手ハウスメーカーで全棟気密測定をしているのは一条工務店だけ!
気密はC値という値は小さいほど隙間が小さく性能が高いです。
住宅性能のガイドラインではC値は0.5〜0.9 cm2/m2という値を目標としていますが、一条工務店はC値 0.59 cm2/m2という高気密を実現しています。
ちなみに、C値は0.1台や(小さすぎて)測定不可というスーパー工務店も全国にはあるよ。
耐震等級3もクリア
次に耐震性についてです。
耐震性の基準としては最高ランクの耐震性が「耐震等級3」ですが、一条工務店ではその「耐震等級3以上」の耐震性を基準としています。実際に何度も耐震実験を行いながら、客観的なデータとノウハウを積み重ねています。
また、耐震性を担保するために、構造材だけでなく窓や断熱材・外壁など壁全体を工場で組み立て、大きな1枚板になった状態で建設現場に運ばれます。
現場ではその出来上がった一枚壁を組み立てるだけですので、家ごとの性能のばらつきが少なく、コストも下げることができるのです。
家自体を頑丈に建てるだけでは地震に強い家にはなりません。その耐震性能を担保するものとして、地盤と防蟻(シロアリ対策)があります。
家自体の耐震性がいくら高くても、地盤が緩ければ建物が傾いてしまいますよね。一条工務店では地盤調査を無料で行っており、地盤が問題ないことを十分に確認して家を建てることができます。
また、柱などの構造材がシロアリに食べられてしまうと、新築時に備わっていた耐震性が低下します。一条工務店では、 1階の構造物すべてに防御処理を施しており、十分なシロアリ対策が行われているのです。
建てた時の耐震性能が長く続くためには、気密と地盤と防蟻が重要なんだね!
第1種換気システム「ロスガード90」
一条工務店の換気システムは、各居室ごとに排気口と吸気口が付いたダクト式の第1種換気システム「ロスガード」。
第1種換気は「部屋から出て行く空気と部屋に入ってくる空気をうまくすれ違わせる」ことで温度と湿度を維持したまま空気の入れ替えができるので、冬の寒く乾燥した空気や夏の暑く湿った空気を直接入れずに済むメリットがあります。
ちなみに、マンションについている普通の換気扇は「第3種換気」で温度や湿度は維持してくれないよ。
ダクト式の場合は家の1箇所にある換気システムと各部屋を繋ぐことで各部屋の換気が効率的であるメリットがある一方で、ダクトの清掃を怠ってほこりが溜まったりカビが生えると、その空気を家じゅうに撒き散らしてしまうデメリットもあります。
冬は全館床暖房、夏はエアコン1台で全館冷房
一条工務店といえば、「全館床暖房」というのを聞いたことがあるのではないでしょうか。
上でも述べましたが、UA値 0.46を下回ってくれば全館冷暖房が可能になってきます(冷暖房費を上げることなく実現できる)。
一条工務店くらいの断熱性能があれば、エアコン1台でも全館暖房を行うことができますが、床暖房であれば足元から部屋を温めることができます。
私たちは唯一足で家と接しているので、床が暖かいと体感温度も上がりますし実際に体も温まりやすいです。
ところで、みなさんは「ヒートショック」という言葉をご存知でしょうか。
暖かい部屋から衣服を脱いで寒い浴室に入ることで、血管が収縮し急激に血圧が上昇します。
そこから急に暖かいお湯に浸かると一気に血管が拡張して血圧が低下、その結果お風呂で失神して溺死してしまう現象のことです。
全館暖房のメリットは居室だけでなく、トイレや風呂などの寒くなりがちな部屋も暖かくしておくことができるということです。これは快適性だけではなく、ヒートショックを防ぐことにも繋がります。
一条工務店くらいの断熱性能があれば、夏でも40坪くらいまでの家であればエアコン1台で全館冷房をすることができます。エアコンの買い替えコストや維持コストを考えればかなり金銭的に楽になりますね!
主な商品ラインナップ(アイスマート、グランセゾン、グランスマート、ハグミー)
一条工務店は、さまざまなニーズに応えるために多様な商品ラインナップを展開しています。
全ての商品となるとかなり多くなってしまいますので、ここでは主な人気商品である「アイスマート」、「グランセゾン」、「グランスマート」、「ハグミー」の4つを解説します。
- 性能を重視してコスパ良く建てられる「アイスマート」
- 性能よりはデザインを重視したい人向けの「グランセゾン」
- 性能とデザインの両立を図った最上級グレード「グランスマート」
- 性能や間取りの選択肢は落ちるものの安価に建てられる「ハグミー」
では、それぞれの内容について詳しく見ていきましょう。
性能重視でコスパの良い「アイスマート」
最も定番の高性能商品である「アイスマート」を見ていきましょう。
「アイスマート」の特徴とは
「アイスマート」は2011年に発売を開始した主力商品で、一条工務店の商品の中で最も多く販売されています。
内外装はモダンでシンプルなデザインが特徴で、最高グレードの高気密高断熱性能を標準仕様としているため、性能を重視する人にはまず定番の商品です。
「アイスマート」の性能
「アイスマート」は、全体のところでもお伝えしたように断熱性能は断熱等級6〜断熱等級7のUA値 0.25、気密もC値 0.59と高性能です。
また、耐震等級も3より強い仕様になっており、防蟻処理もしっかりされています。
性能重視ならとりあえず「アイスマート」!
「アイスマート」のデザイン
アイスマートは性能を重視したモデルのため、グランセゾンやグランスマートでは選択可能な屋根形状などの外観オプションが選べないものがあります。
セルフ機能を備えた「ハイドロテクトタイル」はアイスマートでも選択できるのは良いですね。
オプションを追加すると価格がどんどん上がってしまいます。アイスマートでも十分モダンでおしゃれな内外装となっていますので、デザインへのこだわりが強くない人は問題はないでしょう。
内外装の具体的な内容については、グランスマートのところで解説します!
「アイスマート」がオススメの人
「アイスマート」は、コストパフォーマンスを重視しつつ、性能だけは絶対に譲れない人にオススメです。
とはいえ、デザインもシンプルでモダンですし、とても良い商品です。
アイスマートの価格が気になる方は、一条工務店で建てたお施主さんのブログを参考にしてみてくださいね!
性能そこそこデザイン重視の「グランセゾン」
デザインを重視したい方にはグランセゾンがおすすめです。
「グランセゾン」の特徴とは
「グランセゾン」は、上質なデザインと高性能を両立したシリーズです。このシリーズは、デザインにこだわりつつも、一定の性能を備えています。
「グランセゾン」の断熱性能と気密性能
「グランセゾン」は断熱性能において「アイスマート」「グランスマート」には劣り、EPS1号というウレタンフォームより性能の低い断熱材がより薄い厚みで使用されています。
一条工務店のHPにはグランセゾンのUA値は掲載されていませんでしたが、断熱性能を示すQ値という別の指標では、アイスマートが0.51 W/m2・Kであるのに比べて、グランセゾンでは0.98 W/m2・Kという値でした。
情報源は不明でしたが、グランセゾンのUA値は0.38と書いているブログ記事もありました。仮にUA値 0.38であればそれほど悪い性能ではありませんね。
気密についてはC値 0.61 cm2/m2ということで、アイスマート(0.59)と大きな違いはなさそうです。
デザイン重視といえども他の大手ハウスメーカーに比べたら十分です!
「グランセゾン」の耐震性能
「グランセゾン」もアイスマートと同等の耐震等級3を超える高い耐震性能を持っています。
命に関わる耐震性能はしっかり担保されているのはさすが大手ハウスメーカーといったところですね。
「グランセゾン」のデザイン
グランセゾンは内装については「グレイスシリーズ」が選択できます。
キッチンのダイニング側にオープンキャビネットがついていたり、キッチン天板も上質な天然石風の天板になっています。
外装では屋根傾斜のなだらかな「パラペットルーフ」やアクセントとしておしゃれな「縦ルーバー」などがグランセゾンでは標準仕様です。
「グランセゾン」がオススメの人
「グランセゾン」は一定の性能を持ちながらも、上質なデザインを追求したい人に最適です。
グランセゾンでもさすが一条工務店、他の大手ハウスメーカーよりは優れた断熱性能を持っていますので、十分性能が担保された選択肢となります。
坪単価としては、仕様にもよりますがアイスマートよりちょっとだけ高い+5〜10万円/坪になるようです。
性能とデザインの両立を図った最上級グレード「グランスマート」
続いて、グランスマートについて解説していきます。
「グランスマート」の特徴とは
「グランスマート」はシンプルです。名前からも分かるとおり「グランセゾン」の高級感と「アイスマート」の性能とを兼ね備えた最上級シリーズです。
「グランスマート」の性能
「グランスマート」は、「アイスマート」と同じ最上位クラスの断熱性能と気密性能を誇ります。
当然、耐震等級3をクリアする高い耐震性能を持ち、防蟻についてもアイスマートと同等の性能です。
断熱や気密について詳しく知りたい人は、下の記事も参考にしてください!
「グランスマート」のデザイン
グランスマートの内外装はグランセゾンと同様の内容となっていますが、大判の外壁タイル「グレイスタイル」がグランスマートでは採用されました。
性能もデザインも妥協したくない人は「グランスマート」一択!
「グランスマート」がオススメの人
「グランスマート」は性能は絶対に譲れないが、多少の費用がかかってもデザインも妥協したくないと考える人にオススメ。
とはいえ、高価格帯のハウスメーカーよりはお手頃ですので、一条工務店でフルスペックにしたい場合はとても良い選択肢です。
坪単価としては、アイスマートより+10〜15万円/坪程度高くなるようです。
コストを抑えて好きなとこだけ追加する「ハグミー」
一条工務店には通常のラインナップに加えて、低価格モデルである「HUG me(ハグミ—)」が2022年にデビューしました。
「ハグミー」の特徴とは
ハグミーは間取りの100個の選択肢の中から選ぶことで、打ち合わせや設計にかかるコストを削減し、圧倒的な低価格を実現しているのが特徴です。
とはいえ、標準仕様で上記の全てを満たしており、それでいてこの価格であるのは価格破壊と言えるでしょう。
「ハグミー」は、一条工務店の中での断熱性能は劣りますが、ZEH基準は満たしており、建売住宅と同等の価格で圧倒的に高性能な住宅を購入できます。
住宅価格が高騰している今、「全ての国民にZEH住宅を」と言わんばかりの高コスパ!
「ハグミー」の性能
「ハグミー」は、グランセゾンに使用されていたものと同じEPS断熱(厚みは不明)とペアガラスの樹脂サッシを採用。断熱等級としてはZEH基準ですので、UA値は0.4〜0.5台になると思われます。
窓はオプションでトリプルガラスにも変更可能(寒冷地仕様では標準仕様)で、さらに断熱性能をアップさせることができます。
気密性能については公表されていませんが、C値 0.4〜0.5程度とアイスマートと比べても全く遜色ない数値になっているようです。
耐震等級についても他のシリーズと同等の耐震等級3をクリアする高い耐震性能を持っています。
「ハグミー」の主な標準仕様
引用:一条工務店
ハグミーの標準仕様には上記のものがあります。
第1種換気や外壁タイル、耐震等級3なのは嬉しいポイントですね。
「ハグミー」の主なオプション
引用:一条工務店
ハグミーのオプションには上記のものがあります。
上の4つはマストでつけちゃうかもしれませんね!
「ハグミー」がオススメの人
建売住宅は性能が低くてイヤだけど、同じくらいのお値段である程度の性能を重視した家づくりがしたいという人が対象になりそうです。
特に耐震性能はアイスマートやグランスマートと同等の性能ですので、大地震でも安心して住み続けられる家を建てたい人にはオススメです。
性能比較と選び方
今までの内容を簡単にまとめました。
製品ラインナップ | アイスマート | グランスマート | グランセゾン | ハグミー |
---|---|---|---|---|
断熱(UA値) | 0.25 | 0.25 | 0.38 | 0.4〜0.5 |
気密(C値) | 0.59 | 0.59 | 0.61 | 0.4〜0.5 |
耐震等級 | 耐震等級3以上 | 耐震等級3以上 | 耐震等級3以上 | 耐震等級3以上 |
防蟻 | 良い | 良い | 良い | 良い |
デザイン | 良い | とても良い | とても良い | そこそこ |
価格 | 良い | やや高い | 良い | とても良い |
- 「アイスマート」 →性能には妥協したくない人
- 「グランスマート」→性能も妥協したくないが、内装や外観もこだわりが強い人
- 「グランセゾン」 →性能はそこそこでデザインを重視したい人
- 「ハグミー」→建売と同じくらいの価格帯で性能の良い注文住宅を建てたい人
どの商品も特徴がしっかりしていますので、自分に合ったものを選べるのではないでしょうか。
最後に一条工務店のメリットとデメリットをまとめて解説します。
一条工務店のメリット
まずはメリットから。
高性能な家がコスパ良く購入できる
今までまとめたように、UA値 0.2台、C値 0.5程度の高性能な家であれば、今より+10〜20万円/坪くらいはしても全然おかしくないです。
しかし、一条工務店は自社の海外工場で大量生産していることで圧倒的にコストを下げて提供することができています。これは大手ハウスメーカーにしかできないことです。
全国どこでも建てることができる
一条工務店と同等、もしくはより高性能な住宅を提供しているスーパー工務店は全国に多々ありますが、自分の地域にそういった工務店がないという人も多いでしょう。
しかし、一条工務店は全国に展開しているのでどの地域でも同じ品質の家を購入することができます。日本の住宅の性能向上にはかなり大きな役割を果たしているのは間違いありません。
長年のノウハウが蓄積されている安心感
一条工務店は住宅業界での長い実績を持っており、実証実験に裏打ちされたノウハウが豊富です。したがって、安心して家を建てられる信頼性があります。
大手で規模も大きく倒産リスクも低いので住んでからも安心です。
全館床暖房で家じゅうどこでも暖かい暮らし
ハグミーを除く商品では全館床暖房を標準装備。これにより、冬でも家中が暖かく、快適に過ごせます。
特に、子供や高齢者にも優しい暖かさを提供し、ヒートショックの危険を回避できる健康的な住まいを実現できます。
一条工務店のデメリット
デメリットもしっかり解説していきます。
デザイン的に他の一条の家と差別化しにくい
一条工務店の家はデザインが似ているため、個性を出しにくいという点があります。
他の一条の家とインテリアデザインや外観の見た目が似てしまうことが多く、差別化が難しいと感じる方もいるでしょう。個性を重視する方には、少し物足りないことがあるかもしれません。
いわゆる「一条ルール」で間取り制限が強い
一条工務店では、耐震性を担保するための独自のルールが存在し、間取りの自由度が他社に比べて低いと言われています。間取りの制限を理解した上で、自分のライフスタイルに合ったプランを考える必要があります。
全てが一条オリジナル製品でできていること
一条工務店の家は、多くの設備が一条オリジナルで揃えられています。基本的には他社製品を採用できないため、キッチンや海外食洗機など使いたい住宅設備が選べないことがあります。
また、一条の2×6構法はクローズド構法と呼ばれ、どのような躯体構造になっているかは企業秘密となっています。従って、長期的なメンテナンスやリフォームを他社で行うことができず、全て一条工務店にお願いする必要があるため、その点は注意が必要です。
まとめ
最後に一条工務店の製品ラインナップとメリット・デメリットをまとめます。
- 「アイスマート」 →性能には妥協したくない人
- 「グランセゾン」 →性能はそこそこでデザインを重視したい人
- 「グランスマート」→性能も妥協したくないが、内装や外観もこだわりが強い人
- 「ハグミー」→建売と同じくらいの価格帯で性能の良い注文住宅を建てたい人
メリット | デメリット |
---|---|
高性能な家をコスパ良く建てられる 全国どこででも建てられる 長年のノウハウと実績の安心感 全館床暖房でも光熱費が増えずに快適 | 他の一条の家と差別化しにくい 耐震性を担保するための間取り制約が強い 一条オリジナル製品以外を採用しにくい 長期的に一条工務店しかメンテナンスができない |
一条工務店は国内ハウスメーカー最高峰の性能を誇っていますので、快適性で後悔することはないでしょう!
みなさんのハウスメーカー選びの一助になれば幸いです!
ではまた!
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